2012年10月期の経営状況について

2012年度10月単月の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)が予算差+99万円(前年差+1,267万円)、供給剰余(粗利益)が同じく▲277万円(同+446万円)、事業総剰余(事業収入)では▲96万円(+441万円)でした。前年よりも大きく事業収入を増やしましたが、予算には届いていません。

    一方で、経費は人件費(職員給与など)が予算差▲647万円(前年差▲328万円)、物件費(消耗品費など)が+76万円(▲307万円)でした。事業経費合計では、予算差▲571万円(前年差▲636万円)と、前年実績・予算ともに大きく経費を削減しました。

    その結果、事業剰余段階(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では予算差+475万円(+1,076万円)となり、大幅に損益を改善しました。

  2. 供給状況

    ■購買店舗は、前年差+278万円(前年比101.0%)、予算差▲471万円(予算比98.4%)でした。店舗別にみると、キャンパスサポートセンターが前年差+3,450万円で、星陵・片平キャンパスも営業エリアとし利用を伸ばしていますが、予算差は▲816万円で、計画には届いていません。

    ■食堂店舗は、前年差+625万円(前年比105.2%)、予算差▲507万円(予算比96.1%)でした。店舗別にみると、コンパ弁当部が前年差▲47万円、予算差▲250万円で、芋煮会の利用も大きく落とし、利用の減少傾向に歯止めがかかっていません。

    ■旅行店舗は、前年差+247万円(前年比102.7%)、予算差+959万円(達成率111.5%)でした。分類別では、通学制教習所は前年差+723万円、予算差+1,022千円と大幅に伸長しました。

2012年3〜10月累計の経営状況について

総供給高は予算差▲1億7,577万円(前年差+7億295万円)、供給剰余は▲2,534万円(+1億6,897万円)、事業総剰余では▲2,320万円(+1億7,776万円)と、前年から大きく利用を回復していますが、計画との差異は広がる結果となりました。

一方で、経費は、人件費で予算差▲790万円(前年差+3,246万円)、物件費で▲379万円(▲959万円)となり、いずれもマイナス執行となりました。

その結果、事業剰余金は7,022万円の黒字ですが、予算差▲1,151万円、前年差+1億5,489円となり、前年から大きく損益を改善したものの、予算には大きく届いていません。

比較損益計算書

2012年度10月累計 比較損益計算書