2013年12月期の経営状況について

2013年12月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)が予算差+3,092万円(前年差+3,417万円)、供給剰余(粗利益)が同+225万円(同+206万円)、手数料収入が同▲107万円(同+26万円)、事業総剰余(事業収入)では同+119万円(同+231万円)の増収でした。

    一方で、事業経費は、人件費(職員給与など)が予算差+915万円(前年差+1,564万円)、物件費(消耗品費など)が同+561万円(同+449万円)となり、事業剰余金(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では5,278万円の赤字、予算差▲1,357万円(前年差▲1,782万円)でした。経費が大幅な超過執行となったため、前年実績を大きく割り、予算も大幅な未達成となりました。

  2. 供給状況

    ■購買店舗では、店舗別にみると、キャンパスサポートセンターは予算差+1,144万円で、4ヶ月連続で研究費の利用を大幅に伸ばしました。新生活サポートセンターは予算差+998万円ですが、合格者説明会と連動してサポセンでの提案を強化し利用を増やしています。

    ■食堂店舗では、文系食堂と文系喫茶ルポーが予算を割っています。法学部・経済学部の大講義棟の改築工事により、文系キャンパスの滞留人口が大きく減少し、川内北キャンパスに利用が移っています。一方で、川内北では、キッチンテラスCouleurが大きく落ち込んでいます。

    ■旅行店舗は、トラベルコープ川内店は予算差+792万円、トラベルコープ工学部店は同+213万円でした。分類別にみると、通学制自動車学校が予算差+383万円、JR券は予算差+268万円でした。自動車学校が引き続き好調で、JR券は出張や帰省での利用が増えています。

2013年3〜12月累計の経営状況について

2013年3〜12月累計の経営状況は、総供給高は予算比+1億828万円、供給剰余は同+1,033万円、手数料収入は同+293万円、事業総剰余金では同+1,326万円となりました。

一方で、事業経費は、人件費は予算比+3,359万円、物件費は同▲841万円となり、事業剰余段階では1,084万円の黒字、予算▲1,192万円、経常剰余段階では1,448万円の黒字、予算差▲940万円という結果となりました。事業剰余段階での黒字は実現していますが、予算達成まではあと一歩です。

2013年度末にむけて、組合員と生協職員がいっしょに店づくりをすすめ、組合員の利用を増やすことを最重点に取り組んでいきます。

比較損益計算書

2013年度3〜12月累計 比較損益計算書