2014年3月期の経営状況について

2014年3月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差9,159万円(前年差+8,462万円)、供給剰余(粗利益)は同じく+3,132万円(同+2,011万円)、手数料収入は同▲1,550万円(同▲1,529万円)、事業総剰余(事業収入)は同+1,582万円(同+482万円)で、大きく収入が増えました。

    一方、事業経費は、人件費(職員給与など)は予算差▲590万円(前年差▲354万円)、物件費(消耗品費など)は同▲340万円(同▲21万円)となり、全体として経費は抑制されました。

    その結果、事業剰余金(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)は実績9,845万円で予算差+2,512万円(前年差+857万円)となりました。

  2. 供給状況

    ■購買店舗では、新生活サポートセンターは予算差+1,929万円(前年差+3,010万円)でした。新生活用品(家具・家電)やパソコンなど、多くの商品が前年実績・目標を上回り、たくさんの新入生に利用されました。また、キャンパスサポートセンターは予算差+6,422万円(前年差+3,318万円)でした。年度末にむけて研究費利用が大きく動きました。

    ■食堂店舗では、さくらキッチンは予算差+110万円(前年差+121万円)でした。カフェテリアでの利用増に加えて、レストラン萩での懇親会利用が続いています。一方、川内北キャンパスでは利用が大きく減少し、川内の杜ダイニングでは予算差▲254万円(前年差▲455万円)でした。学会などの懇親会利用が大きく減り、営業日も縮小していることが影響しています。

    ■旅行店舗では、トラベルコープ川内店は予算差106万円(前年差▲55万円)、トラベルコープ工学部店は予算差+101万円(前年差▲410万円)でした。分類別にみると、通学制の自動車学校用が大きく増え、海外パッケージの利用も続きました。

  3. 損益状況

    ■手数料収入が大きく落ち込んでいますが、これは新学期ピーク時の不動産収入(アパートの斡旋手数料収入)が未計上なためで、実際の収入は+2,142万円で、予算を超過しています。

    ■全体損益について…経常剰余金は実績が+9,955万円で予算差+2,623万円(前年差▲977万円)でした。前年度はミールカードの残高を清算したために、事業外収入が増えています。

    ■前年の貸衣装や後期試験時の受験宿泊の供給計上が3月期に発生したこともあり、前年度から大幅な「増収・増益」となりました。

比較損益計算書

2014年度3/1〜31日累計 比較損益計算書