2014年4月期の経営状況について

2014年4月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差▲2,264万円(前年差▲5,506万円)、供給剰余(粗利益)は同じく▲1,532万円(同+1,651万円)、手数料収入は同+1,695万円(同+1,701万円)、事業総剰余(事業収入)は同+161万円(同+3,353万円)で、ほぼ予算通りになりました。

    一方、事業経費は、人件費(職員給与など)は予算差+335万円(前年差+233万円)、物件費(消耗品費など)は同▲722万円(同▲919万円)となり、全体として経費は抑制されました。

    その結果、事業剰余金(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)は実績1,766万円で予算差+548万円(前年差+4,039万円)となりました。

  2. 供給状況

    ■購買店舗では、農学部店、文系店、キャンパスサポートセンターで予算を達成しました。またキャリアサポートセンターも予算を達成しています。ただし、全店舗で前年実績を割り込んでおり、今後の利用伸長が課題になっています。分類別にみるとPCソフト、衣料スポーツ、飲料デザートが好調でした。

    ■食堂店舗では、川内の杜ダイニンング、Bアリーナカフェ、さくらキッチンが予算を達成しています。ケータリングセンターとレストラン萩での懇親会利用が続いています。一方、ミールカードの利用条件の変更等により、朝と夜の利用が減少していることが課題になっています。

    ■旅行店舗では、トラベルコープ川内店は予算差▲80万円(前年差▲161万円)、トラベルコープ工学部店は予算差+283万円(前年差+322万円)でした。分類別にみると、海外航空券の利用が大きく増え、通学制の自動車学校の利用も続きました。

  3. 損益状況

    ■手数料収入が大きく伸張していますが、これは新学期ピーク時の不動産収入(アパートの斡旋手数料収入)が計上されたためです。4月累計でも予算を132万円超過しています。

    ■全体損益について …経常剰余金は予算差+579万円(前年差+4,070万円)でした。物件費で約500万円が次月計上になったため、ほぼ予算通りの執行状況です。

    ■4月累計(3〜4月)では新入生サポートセンター、キャンパスサポートセンターの好調と貸衣装の供給月変更(2月→3月)により事業総剰余が増加し、事業剰余金は予算比+3,061万円(前年差+4,895万円)となっています。


比較損益計算書

2014年度3/1〜4/30日累計 比較損益計算書