2012年11月期の経営状況について

2012年度11月単月の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)が予算差▲740万円(前年差▲1,312万円)、供給剰余(粗利益)が同▲215万円(同▲648万円)、事業総剰余(事業収入)では同▲172万円(同▲941万円)でした。前年実績から大きく落とし、予算にも届いていません。

    一方で、経費は人件費(職員給与など)が予算差▲57万円(前年差+693万円)、物件費(消耗品費など)が同▲68万円(同▲1,364万円)でした。事業経費合計では、予算差▲125万円(前年差▲671万円)と、前年実績・予算ともに大きく経費を削減しました。

    その結果、事業剰余段階(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では予算差▲47万円(前年差▲271万円)となり、予算にはわずかに届きませんでした。

  2. 供給状況

    ■購買店舗は、前年差▲1,017万円(前年比95.9%)、予算差▲755万円(予算比96.9%)でした。店舗別にみると、キャンパスサポートセンターが前年差+3,257万円で、大きく利用を伸ばしていますが、予算差は▲804万円で、計画には届いていません。

    ■食堂店舗は、前年差+557万円(前年比105.0%)、予算差▲97万円(予算比99.2%)でした。店舗別にみると、コンパ弁当部が予算差▲109万円、星陵店が同じく▲112万円で、利用の減少傾向に歯止めがかかっていません。

    ■旅行店舗は、前年差▲856万円(前年比89.2%)、予算差+109万円(達成率101.6%)でした。店舗別では、トラベルコープ川内店が予算差+422万円、トラベルコープ工学部店が同じく▲313万円でした。この間、大幅に伸長していた通学制教習所が75件(前年77件)にとどまり、説明会やキャンペーンを実施しているものの、効果がまだ表れていません。

2012年3〜11月累計の経営状況について

総供給高は予算差▲1億8,317万円(前年差+6億8,983万円)、供給剰余は▲2,749万円(+1億6,249万円)、事業総剰余では▲2,492万円(+1億6,834万円)と、前年から大きく利用を回復していますが、計画との差異は広がる結果となりました。

一方で、経費は、人件費で予算差▲847万円(前年差+3,939万円)、物件費で▲447万円(▲2,323万円)となり、いずれも大幅なマイナス執行となりました。

その結果、事業剰余金は6,050万円の黒字ですが、予算差▲1,198万円、前年差+1億5,218円となり、前年から大きく損益を改善したものの、予算には大きく届いていません。

比較損益計算書

2012年度11月累計 比較損益計算書