2013年6月期の経営状況について

2013年6月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差▲1,979万円(前年差▲1,162万円)、供給剰余(粗利益)は同じく+32万円(同+472万円)、事業総剰余(事業収入)では予算差+1,067万円(前年差+389万円)で、前年よりも増収となり、予算の大幅な超過達成となりました。一方で、経費は、人件費(職員給与など)は予算差+1,493万円(前年差+1,549万円)、物件費(消耗品費など)は同▲360万円(同▲486万円)となり、事業経費合計では予算差+1,133万円(前年差+1,063万円)と、大幅な超過執行となりました。

    その結果、事業剰余段階(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では実績▲2,120万円、予算差+14万円、前年差▲618万円となり、ほぼ予算どおりでしたが、前年からはさらに損益が悪化しました。

  2. 供給状況

    ■購買店舗では、店舗別にみると、キャンパスサポートセンターは予算差▲725万円でした。全地区で予算未達となっており、研究費の執行状況をとらえて対応していきます。キャリアサポートプラザは▲732万円でした。2013年度の公務員講座の受講生が前年よりも伸長しましたが、計画には届いていません。

    ■食堂店舗では、多くの店舗で予算を超過達成しているなか、Bee Arena Cafeは予算差▲141万円、キッチンテラスCouleurは同▲223万円となり、営業時間変更の影響が大きくなっています。組合員の利用動向の変化を捉えて、対策を打っていきます。

    ■旅行店舗は、トラベルコープ川内店は予算差▲646万円、トラベルコープ工学部店は同+424万円でした。分類別にみると、JR券が予算差▲580万円、国内航空券が▲364万円となっている一方で、自動車学校は、通学制が予算差+88万円、合宿制が同+185万円で、前年から継続して利用が伸びています。

2013年3〜6月累計の経営状況について

2013年3〜6月累計の経営状況は、総供給高は予算比+4,732万円、供給剰余は同+74万円、手数料収入は同▲387万円、事業総剰余金では同▲312万円となりました。一方で、経費関係は、人件費は予算比+2,238万円、物件費は▲990万円となり、事業剰余段階では予算差▲1,561万円という結果となりました。前年実績との関係でも、予算との関係でも、大幅な未達となっています。

前年よりも利用を増やすことを重点に対策を打ちながら、経費統制をいっそう強めて、事業剰余段階での予算を必達させます。

比較損益計算書

2013年度3〜7月累計 比較損益計算書