2014年8月期の経営状況について

2014年8月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差▲7,450万円(前年差▲6,958万円)、供給剰余(粗利益)は同じく▲1,641万円(同▲963万円)、手数料収入は同▲255万円(同▲363万円)、事業総剰余(事業収入)は同▲1,897万円(同▲1,326万円)で、予算未達になりました。

    一方、事業経費は、人件費(職員給与など)は予算差+825万円(前年差+525万円)、物件費(消耗品費など)は同+444万円(同+332万円)となり、全体として経費は超過しました。

    その結果、事業剰余金(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)は実績▲4,897万円で予算差▲3,166万円(前年差▲2,182万円)となりました。

  2. 供給状況
    • 購買店舗では、農学部店が予算を達成しました。ただ、他は全て予算を達成できませんでした。星陵地区の他、通常の利用減少が目立っています。ミールカードの利用条件変更により、厚生施設への来店動機が少なくなったことが影響している可能性があります。自動販売機分類は前年実績を伸長し、予算を達成しています。
    • 食堂店舗では、あおば食堂、けやき食堂、理薬食堂、農学部食堂が予算を達成しています。一方、ミールカードの長期休み利用がオプションになったため食堂全体の客数は減少しました。
    • 旅行店舗では、トラベルコープ川内店は予算差▲1,156万円(前年差▲773万円)、トラベルコープ工学部店は予算差▲1,460万円(前年差▲1,467万円)でした。分類別にみると、合宿制自動車学校が好調でしたが、通学制自動車学校と海外航空券の利用が大きく減少しました。
  3. 損益状況
    • 全体損益は、供給高が予算を大きく割り込みました。 キャンパスサポートセンター、旅行事業の予算未達と購買店舗の利用減少が主な原因です。
    • また、全店客数は223,262人で前年差▲40,703人でした。(星陵地区▲17,483人)
    • 8月累計(3〜8月)では新生活サポートセンターは好調でしたが、星陵会館改修工事の影響と通常の利用減少が深刻で、事業総剰余が大きく減少しています。そのため事業剰余金は予算比▲4,958万円(前年差▲5,064万円)となり、赤字に転落してしまいました。

比較損益計算書

2014年度3/1〜8/31日累計 比較損益計算書