2012年4月期の経営状況について

2012年度4月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差+1,207万円(前年差+2億5,028万円)、供給剰余(粗利益)は同じく+1,231万円(同+7,300万円)、受取手数料は同▲1,591万円(同▲2,481万円)、事業総剰余金(事業収入)では同▲59万円(同+4,946万円)で、予算に届きませんでした。

    一方で、経費は、人件費(職員給与など)は予算差▲40万円(前年差+2,959万円)、物件費(消耗品費など)は同+29万円(同+849万円)となり、事業剰余金段階(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では実績7,973万円、予算差▲47万円、前年差+1,138万円でした。震災の影響があった前年実績からは大きく改善しましたが、予算は未達成でした。

  2. 供給状況

    ■購買店舗は、前年差+8,071万円(前年比127.6%)、予算差+471万円(予算比101.3%)でした。店舗別にみると、新生活サポートセンターは、多くの供給が4月にずれ込んだため、予算差+5,309万円でした。また、キャンパスサポートセンターは予算差▲2,521万円、川内店は同▲1,041万円、星陵店は同▲762万円でした。新年度になって研究費の動きが止まっていることに加えて、店舗での利用も落ち込んでいます。

    ■食堂店舗は、前年差+9,181万円、予算差+408万円(予算比103.7%)でした。店舗別にみると、あおば食堂は予算差+346万円、キッチンテラスCouleurは同+127万円と、多くの食堂で利用が大きく伸びました。一方で、星陵食堂は予算差▲138万円となり、2010年度実績からも大きく利用を落としました。組合員の利用動向の変化を捉えて、対策を打っていきます。

    ■旅行店舗は、前年差+6,190万円、予算差+304万円(達成率103.9%)でした。分類別にみると、通学制の自動車学校用は、前年比+573万円で、新入生を中心に申込が大幅に伸びました。国内旅行は、JRパック・フライトパックとも利用が増えていませんが、JRチケットはほぼ予算通りで連休の帰省利用が続きました。

  3. 2012年3〜4月累計の経営状況について

    2012年3〜4月累計の経営状況は、総供給高は予算比▲9,687万円、供給剰余は同+413万円、手数料収入は同+202万円、事業総剰余金では同+615万円となりました。一方で、経費関係は、人件費は予算比+307万円、物件費は▲660万円となり、事業剰余金段階では予算差+968万円という結果となりました。しかしながら、損益の内訳を詳細にみると、5月以降の剰余ならびに経費の変動も多く、現在までの損益結果としては決して手放しで評価することはできません。

比較損益計算書

2012年度3〜4月累計 比較損益計算書