2012年8月期の経営状況について

2012年度8月期の経営状況について

  1. 経営概況

    総供給高(売上高)は予算差▲4,433万円(前年差▲1,100万円)、供給剰余(粗利益)は同じく▲638万円(同▲690万円)、事業総剰余(事業収入)では同▲2,163万円(同▲1,728万円)でした。大幅な減収となっています。

    一方で、経費は、人件費(職員給与など)は予算差▲456万円(前年差▲215万円)、物件費(消耗品費など)は同▲2,969万円(同▲2,713万円)となり、事業剰余段階(事業収入から事業経費を差し引いた営業利益)では実績▲2,355万円、予算差+1,263万円、前年差+1,200万円でした。

  2. 供給状況

    ■購買店舗は、前年差▲3,279万円(前年比83.2%)、予算差▲4,258万円(予算比79.2%)でした。店舗別にみると、キャンパスサポートが予算差▲3,434万円、川内店が同▲472万円、文系店が▲236万円、キャリアサポートプラザが▲196万円、BOOOKが同▲141万円と、多くの店舗で利用を落としていますが、なかでも研究費利用における予算差異が大きくなっています。

    ■食堂店舗は、前年差▲1,642万円(前年比80.4%)、予算差▲610万円(予算比91.7%)でした。前年差が大きいのは学事が変わっているためで、予算比でみると、コンパ弁当部が予算差▲240万円、文系食堂が同▲146万円、理薬食堂が▲119万円、けやきダイニングが同▲102万円となり、利用の減少傾向に歯止めがかかっていません。

    ■旅行店舗は、前年差+3,815万円(前年比133.5%)、予算差+629万円(達成率104.3%)でした。分類別にみると、自動車学校が引き続き好調で、通学制は予算差+718万円、合宿制は同+821万円で、夏季休業中の申し込みが続いています。

  3. 2012年3〜8月期の経営状況

    総供給高は予算差▲1億3,630万円(前年差+6億9,345万円)、供給剰余は同▲1,765万円(同+1億6,671万円)、手数料は同+299万円(同+1,625万円)、事業総剰余では同▲1,466万円(同+1億8,296万円)でした。一方で、経費は、人件費は予算差+150万円(前年差+3,668万円)、物件費は同▲154万円(同▲11万円)となり、ほぼ予算どおりの執行となりました。

    その結果、事業剰余段階では5,576万円の黒字で、予算差▲1,462万円(前年差+1億4,639円)となり、前年からは大きく損益を改善させましたが、予算は未達でした。

    下期にむけては、組合員の利用を回復させる取り組みを継続課題としながら、さらに経費統制を重点課題として取り組んでいきます。

比較損益計算書

2012年度8月累計 比較損益計算書